子どもにやらせたいゲームはこれ!

トピックス, 趣味・実用・スポーツ

08年3月 刊行

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シリーズ オフサイド・ブックス
タイトル 子どもにやらせたいゲームはこれ!
著者 中村一朗
出版社 彩流社企画
発売日 2008年 3月
本体価格 1300円
ISBN 978-4-7791-1027-6
判型 A5判並製
ページ数 135
解説・目次 どんなゲームが子どもに「良い」の?と、迷ってしまう親御さんへ。名作から新作まで、ねだられても安心して買ってあげられるャtトを厳選!なぜ「良い」か、どこがどう「良い」かがわかります。各ャtトの特徴を示す評価封t。
著者プロフィール 1957年、東京生まれ。建築の設計施工業、フリーライター、およびTVゲームの企画・シナリオライター業など、複数の草鞋を履いたまま現在に至る。94年より、非常勤講師として東京テクニカルカレッジ・ゲームャtト科で企画・シナリオの講座を担当。また、公認の国内ラリーにて、ドライバー歴21年。著書に、TVゲームの近代史を評論した『電脳遊戯の事件簿?さよなら、TVゲーム!』(三交社)『ファンタジーのつくり方』(彩流社)など。


「お父さんお母さん、ゲームソフト買って!」
「ついこの間買ってあげたでしょ」
「だってもう新しいのが出るんだもん、○○シリーズの。買ってよー」
「うーん……」
 日に日に増え続けていくゲームのなかから、子どもたちにおすすめできるソフトを選ぶことは大変です。たとえ小さい頃にTVゲームで遊んだ経験をもつ親御さんでも、最近のゲーム事情はよくわからない、という方は多いのではないでしょうか。
 そこで、子どもにすすめられるのは、どんなTVゲームなのだろうか?という疑問から出発し、企画したのがこの本です。

 紹介されるソフトは、知識型の、いわゆる学習ソフトだけではありません。歴史モノ、パズル、音楽、スポーツ、RPG……と、さまざまなジャンルから、子どもにおすすめしたいゲームを厳選してご案内します。
 ゲームを選んだポイントとしては、子どもたちの思考力や創造・想像性、感受性やコミュニケーション能力をはぐくめるもの。部屋の中でも外で遊ぶように体を動かせたり、音感やリズム感を養えたり、もちろん、勉強にも生かせるよう学べるもの。
 そういった、子どもたちが楽しみながら、それぞれに持っている可能性を伸ばしていける要素に注目し、なぜ「良い」のか、どこがどのように「良い」のかをわかりやすく記述することに徹しました。

 各ゲームソフトには、勉強度、盛り上がり度、汗かき度など、特徴が一目でわかるレーダーチャートを掲載しています(なお、このチャートはそれぞれの魅力を主観的な数値に置き換えたものであり、掲載してあるソフトの評価を比較するようなものではありません)。まだまだ、選んだもの以外にも名作や傑作はたくさんありますが、「子どもにおすすめ」を優先して選んでみました。

 本書では、子どもだけではなく親子でも積極的に楽しめるようなものも選んでいますので、家族でゲーム対決をしてみるのも良いかもしれません。
 子どもたちが、ゲームによって、さまざまなモノや人に出会い、その世界をどんどん広げていく、一種のコミュニケーションツールとして、TVゲームを生かしていただきたいと考えています。