2都物語 札幌・東京

トピックス, 地域活性本, 近過去

2025年3月刊行

新たなる「郊外」論
住んでいる街が違って見えてくる!

『北多摩戦後クロニクル』の姉妹編

タイトル 2都物語 札幌・東京
サブタイトル 2つの「ひばりが丘」から歴史探索を開始する
著者 鷲田小彌太+杉山尚次
発売日 2025年 3月
本体価格 1800円
ISBN 978-4-86565-291-8
判型 四六判・並製
リード文 新たなる「郊外」論。ドラマ『団地のふたり』や『ドキュメント72時間』、ヴィム・ヴェンダースなどの作品と東京郊外に生起する問題や歴史をむすびつけて論じる。住んでいる街が違って見えてくる!「ひばりが丘団地」は札幌にも
解説・目次 新たなる「郊外」論
この街は周回遅れのトップランナーか?! 「ひばりが丘団地」は札幌と東京の郊外にある
地元の面白さをあらたに発見した『北多摩戦後クロニクル』の姉妹編
ドラマ『団地のふたり』や『ドキュメント72時間』、ヴィム・ヴェンダースなどの作品と東京郊外に生起する問題や歴史をむすびつけて論じる第2部。住んでいる街が違って見えてくる!
1部では、札幌在住の哲学者が札幌郊外都市の歴史とその可能性を論じる。

★目次
【第1部 2都物語 新札幌と西東京市―鷲田】
▼市町村合併 廃藩置県から昭和・平成の大合併まで
▼「2都」もさまざま 白石と厚別
▼公団「ひばりが丘団地」 札幌副都心の起点
▼「副都心」構想 拡大する新団地造成計画の概要
▼「少子高齢」社会を「前提」に再生計画を立てる

【第2部 新・北多摩風土記―杉山】
▼「横丁の蕎麦屋」を守りたいのは「保守」だけではない
▼多摩イメージと「格差」
▼北多摩から東京の歴史を読む
▼ドラマ『団地のふたり』の衝撃という言葉が似合わない衝撃
▼旧い団地は希望か?
▼田無と保谷の源流をさぐる

著者プロフィール 鷲田小彌太:『最終版 大学教授になる方法』『日本人の哲学1~5』(言視舎) ほか著作多数。
杉山尚次