発掘! 西本・阪急ブレーブス最強伝説

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13年1月下旬 刊行

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「西本野球」はなぜ語り継がれるのか

タイトル 発掘! 西本・阪急ブレーブス最強伝説
タイトル読み ハックツニシモトハンキュウブレーブスサイキョウデンセツ
サブタイトル 「西本野球」はなぜ語り継がれるのか
著者 四家 秀治
著者読み ヨツヤ ヒデハル
出版社 言視舎
発売日 2013年 1月 30日
本体価格 1600円
ISBN 978-4-905369-53-0
判型 四六判並製
リード文 阪急ブレーブス黄金期の形成過程を追う敗北と強化の軌跡。打者の育成という戦略。昨今の日本球界、参照されるべきは「西本野球」。
解説・目次 ★西本幸雄は日本一にこそなれなかったものの、3つの球団(それも2つは弱小チーム)をリーグ優勝に導いている。これを成し遂げたのは、2リーグ分裂後では西本だけ。
★1967〜79年の13年間を阪急ブレーブスの黄金期と呼ぶとすると(リーグ1位10回、日本一3回)、これは同時にマイナー・パリーグの代名詞でもあった。強すぎて人気のなかった阪急ブレーブス黄金期の形成過程を、つぶさに追う。 阪急ブレーブス、敗北と強化の軌跡。
★日本シリーズの敗北⇒チーム強化⇒ペナントレースでの無類の強さ…の循環⇒後期黄金時代で初日本一。
★打者の育成という戦略。チーム打率.273はV9巨人も達成していない。★チーム「格差」が目立つ昨今の日本球界、参照されるべきは「西本野球」である。
★目次
1 大事なところで失敗する監督 
2 西本幸雄、阪急ブレーブス監督に就任 
3 67年から始まった巨人との日本シリーズ 
4 西本はどのようにしてチームを強くしたのか 
5 68年日本シリーズ、またも巨人に及ばす 
6 69年、チームの底力をアップさせる 
7 新戦力の台頭 
8 強すぎる阪急 
9 73年、阪急から近鉄の監督へ
 10 阪急の黄金時代は続く 
11 西本の選手育成戦略 
12 近鉄監督時代の検証 13 本当に采配ミスだったのか 
14 彼が慕われる理由 ほか
著者プロフィール 1958年千葉県生まれ。
RKB毎日放送、テレビ東京のアナウンサーを経て、現在フリーアナウンサー&ライター。
スカパーのMLB中継ほか、スポーツの実況歴は25年を越える。野球のほか、ラグビー、ボウリングにも通じている。
共著に『男泣きスタジアム』(彩流社)『ラグビーの逆襲』(言視舎)など。


担当編集部より

★本書は、ノンフィクションというより「歴史書」の手つきで、西本幸雄監督にまつわる既成イメージをくずしていきます。西本監督は日本一にこそなれなかった、たんなる悲運な監督ではありません。3つの球団(それも2つは弱小チーム)をリーグ優勝に導いています。これを成し遂げたのは、2リーグ分裂後では西本だけで、これだけでも大監督なのですが、日本一になっていないがゆえに過小評価されているということができます。この評価を覆そうというのが、本書のモチーフのひとつになっています。
★1967~79年の13年間を阪急ブレーブスの黄金期と呼ぶとすると(リーグ1位10回[リーグ優勝は9回]、日本一3回)、本書は弱小だったチームが、「強すぎて人気がない」ほどの強さを誇った黄金期を形成する過程をつぶさに追っています。
★阪急黄金期の形成は、次のような図式で表現できるかもしれません。日本シリーズの敗北⇒チーム強化⇒ペナントレースでの無類の強さ…の循環⇒後期黄金時代で初日本一。敗北から学ぶというのは、言うは易し、行なうは難しですが、間違いなく西本は敗北から多くを学んだということができるでしょう。また、巨人V9の経緯を「パ」から描いた本は本書だけではないでしょうか。
★西本には打者の育成という戦略がありました。そのチーム打率はV9時代の巨人のそれを上回っています。本書では思考実験として、もし阪急がセ・リーグにいたら、ということも述べています。
★チーム「格差」が目立つ昨今の日本球界、参照されるべきは「西本野球」であるといえましょう。