すぐわかるユーロ危機の真相

トピックス, ビジネス・経済

12年5月 刊行

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タイトル すぐわかるユーロ危機の真相
タイトル読み スグワカルユーロキキノシンソウ
サブタイトル どうなる日本の財政と円
著者 米倉 茂
著者読み ヨネクラ シゲル
出版社 言視舎
発売日 2012年 5月 2日
本体価格 1600円
ISBN 978-4-905369-31-8
判型 四六判並製
リード文 信用不安、財政金融危機!ユーロ圏の国債バブル、不良資産問題、ドル依存症、危機の原因を3つの側面から説明。日本は大丈夫なのか?
解説・目次 第2次大戦後、先進諸国の国債が債務不履行の危機に直面するのは初めて。
危機としてはリーマン・ショック以上のものだが、冷静かつ論理的に、危機の本質をとらえることがなにより重要。
なぜ信用不安がユーロ圏に集中したのか? なぜユーロ圏の財政金融政策は金融危機に対応できないのか? が解き明かされます。
?ユーロ圏の国債バブル、?欧州銀行の不良資産問題、?ユーロ圏銀行のドル依存症、危機の原因を3つの側面から説明します。⇒そして、ぎりぎりの危機回避のシナリオは?
最後に、銀行の国債を大量保有する日本はどうすれば大丈夫なのかを冷静に提示します。
著者プロフィール 1950年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士(東京大学)。佐賀大学教授。
著書『新型ドル恐慌』(彩流社)など。


『すぐわかるユーロ危機の真相』が
西日本新聞(5/20付)【本】の欄に取り上げられました

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担当編集部より

フランスとギリシャの選挙の結果、またも予断を許さない展開になってきた「ユーロ危機」ですが、本書は、その根底のところを解き明かすものです。

★第2次大戦後、先進諸国の国債が債務不履行の危機に直面するのは初めてです。つまり今回の危機は、危機としてはリーマン・ショック以上のものともいえますが、国際金融の連鎖する構造を冷静かつ論理的に、認識し、危機の本質をとらえることがなにより重要であると本書は述べます。
★そして、危機の前提として、なぜ信用不安がユーロ圏に集中したのか?  なぜユーロ圏の財政金融政策は金融危機に対応できないのか? が解き明かされます。
★さらに、危機の原因を豊富な資料を駆使し、3つの側面から説明します。
①ユーロ圏の国債バブル、②欧州銀行の不良資産問題、③ユーロ圏銀行のドル依存症。がそのキーワードです。そして、ぎりぎりの危機回避のシナリオとは?
★最後に、日本にはユーロ危機の要因はまったく見当たらないが、気になる銀行の国債大量保有です。日本はどうすれば大丈夫なのかを冷静に提示します。