吉祥寺 横丁の逆襲

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11年11月下旬 刊行

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タイトル 吉祥寺 横丁の逆襲
タイトル読み キチジョウジヨコチョウノギャクシュウ
サブタイトル “街遊び”が10倍楽しくなる本
著者 桑原 才介
著者読み クワバラ サイスケ
出版社 言視舎
発売日 2011年 11月 28日
本体価格 1400円
ISBN 978-4-905369-17-2
判型 四六判並製
リード文 住みたい街ナンバーワン?吉祥寺の逆襲は横丁から。街の薀蓄満載!徹底取材で歴史、キーパーャ唐フ物語満載。写真・地図多数収録。
解説・目次 街の薀蓄満載!
「住みたい街ナンバーワン」の吉祥寺ですが、2つのデパートは撤退し、乗降客の伸び率もいまいち、中央線のライバル街の後塵を拝している観もあり、実は「活性化」「巻き返し」が求められています。
そこで、横丁に注目です。戦後直後の闇市からいまにいたるハモニカ横丁はじめ、吉祥寺にはさまざまな横丁があり、横丁が街に元気を与えています。吉祥寺の逆襲は横丁=路地の逆襲から始まるのです。
徹底取材を経て、ファッション誌、ガイドブックにはまず載らない、街の濃〜い歴史、キーパーャ唐フ物語を満載、独特の都市論を展開。
本物の名店を紹介。
懐かしい写真・地図も多数収録する。
著者プロフィール 1940年生まれ。早稲田大学文学部中退。
外食産業の経営コンサルタント、商業ビルなどの企画開発などで活躍。
著書に『飲食トレンド最前線』(商店建築社)、『高感度店を創る』(世界文化社)、『六本木高感度ビジネス』(洋泉社)などがある。


週刊朝日4月20日増大号の週刊図書館に
『吉祥寺 横丁の逆襲』が取り上げられました

【70年代の再開発からの街の変遷とともに、著者自身の丹念な聞き取り調査を下地に、今も健在のお店の歴史やエピソードが掬い取られている。
住んでみたい街ランキング首位「吉祥寺」の魅力の深部がわかる。】

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2012年 アトレ吉祥寺 トーク・イベント企画

●タイトル:『吉祥寺 横丁の逆襲』著者・桑原才介さん×吉祥寺「ハモニカキッチン」店主・手塚一郎さんトークショウ/●主催=アトレ吉祥寺
●司会:野口万里子様(故野口伊織氏の奥様、元アナウンサー)

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●日時:2012年1月21日(土)15:00~16:00
●場所:アトレ吉祥寺ゆらぎの広場

大好評にて、無事終了いたしました。
ありがとうございました。

●トーク内容
・吉祥寺は「住みたい街ナンバーワン」とはいうものの、実は活性化が必要=「逆襲」が必要な街になっている?そこでこの本では「横丁」に注目。ここでは、その象徴ともいうべき「ハモニカ横丁」の革命児、「ハモニカキッチン」店主手塚さんにおいでいただき、本に載っていないことも伺う。
・「ハモニカ横丁」の昨日・今日・明日
・なぜ「ハモニカ横丁」だったのか
・【写真パネル】を見せながら、古い写真の定点観測~この写真の今はココ
・戦後直後のほかの「横丁」との比較~「横丁」論
・この本には、アンタッチャブル領域のことが多く出ているのも特徴 ほか

●桑原才介:1940年生まれ。早稲田大学文学部中退。外食産業の経営コンサルタント、商業ビルなどの企画開発などで活躍。著書に『飲食トレンド最前線』(商店建築社)『高感度店を創る』(世界文化社)『六本木高感度ビジネス』(洋泉社)などがある。
●手塚一郎:1947年生まれ。79年、吉祥寺で立ち上げたビデオ機材専門店が話題を呼ぶ。89年、ハモニカ横丁に「ハモニカキッチン」を開店。以降、同横丁で次々に斬新な店を展開し、注目を集めている。
※桑原氏への取材、承ります。下記杉山までご連絡ください。

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●主催協力:(株)言視舎 担当:杉山尚次 
03-3234-5997 FAX03-3234-5957
〒102-0071千代田区富士見2-2-2-203
sugiyama@s-pn.jp
http://www.s-pn.jp/


『吉祥寺 横丁の逆襲』担当編集部より

ご存知のように吉祥寺は「住んでみたい街ナンバーワン」、「逆襲」というのは当たらないのでは、と思われるかもしれません。しかし、ここ数年で2つのデパートは撤退し、乗降客の伸び率もいまいち、立川など中央線のライバル都市の躍進も著しいといったこともあり、吉祥寺も安閑としてはいられない事情がいろいろあるようです。この街も「活性化」が求められているのです。

そこで本書は、この街の「横丁」に注目しました。北口駅前に位置し、いまなお戦後直後の雰囲気を残した「ハモニカ横丁」が元気だからです。そして吉祥寺という街の歴史的な成り立ちを振り返りながら、この街のいたる所にある横丁・路地を探索し、街の生態を探っていきます。

本書の特徴は、徹底した取材でこの作業を行なっているところにあります。
街の革命児、古の街の姿や事情を知る古老、人気店を取り仕切る店主……、数々のキーパーソンに会い、貴重な話を聞き出しています。こういった話は、テレビなどの街歩き番組はもちろん、雑誌・ムックなどでもなかなか得られるものではありません。ですから本書は、本当の名店を紹介したお店ガイドとして利用することもできます。
また、古地図や文献をひっくり返しながらの街歩きも楽しくはありますが、本書のような<生の話>を頭に入れた街歩きは、より楽しくなることは間違いありません。本書は、歴史的な街の形成についてもきちんと押さえ、貴重な古い写真も多数掲載していますから、薀蓄好きの街歩きファンのニーズに応えるものでもあります。

著者は長く外食産業の経営コンサルタントや商業ビルの企画開発などで活躍してきた人です。外食産業系のような専門書も書いていますが、バブル直前の六本木を活写した『六本木高感度ビジネス』も話題になりました。20数年ぶりの都市論になります。


『吉祥寺 横丁の逆襲』に、鈴木育男氏の写真作品集より多数掲載させていただきましたが、写真キャプションにつきまして、誤りがありましたので訂正し、深くお詫び申し上げます。