教員のミカタ

トピックス, 哲学・思想・心理・教育

2022年7月刊行

【学校・子ども・ケアの現場からの報告シリーズ】第2弾

困っている・悩んでいるセンセイ、必読!

シリーズ 現場から
タイトル 教員のミカタ
サブタイトル 「理不尽」をやっつける柔軟な思考と現場の力
著者 赤田 圭亮
発売日 2022年 7月
本体価格 2200円
ISBN 978-4-86565-230-7
判型 四六判・並製
リード文 困っている・悩んでいるセンセイ、必読!誰のためなのかわからない「教育改革」。教員の労働環境、管理職・子どもたちの〝事件〟……問題山積の教育現場から、何をどう考え、解決したらいいのか、明確に論理を展開。
解説・目次 困っている・悩んでいるセンセイ、必読!
現場をないがしろにするだけで、誰のためなのかわからない「教育改革」。いっこうに改善されない教員の労働環境。ほとんどパワハラ、基本的な法律すら理解していない管理職。子どもたちの〝事件〟……問題山積の教育現場から持続的に発言してきた著者が、キレイごとでも、杓子定規でもない論理を展開。何をどう考え、解決したらいいのか、を明確に示す

★目次 
Ⅰ 学校で生き抜くために――「いびつ」な学校に臨んで/不寛容の学校/東須磨小学校の教員いじめ…
Ⅱ 現場をないがしろにする「教育改革」――工場化する学校——終わりなき教育改革と「チーム学校」、そして部活/日本型総合的指導とチーム学校論/「変形労働時間制」/「法律が変わった」とウソを言う上司
Ⅲ 学校的「事件」の本質――学校という空間、教師と生徒という関係/生活記録ノートはなぜ届かなかったのか/不登校の子どもたちをもてあます親/生徒に蹴られました
Ⅳ 懲りない「改革」――コロナ禍の学校から「GIGAスクール構想」を考える ほか

著者プロフィール 1953年福島県生まれ。都留文科大学文学部国文学科卒業。
横浜市の四つの中学校で38年間、現場教員として働く。そのかたわら独立系の教員組織、全国学校労働者組合連絡会(全学労組)事務局長、横浜学校労組執行委員長を歴任する。現在、日本大学文理学部非常勤講師。
著書『サバイバル教師術』(時事通信社)『不適格教員宣言』(日本評論社)『教育改革は何だったのか』(日本評論社)他多数。