甦る1980年代

トピックス, 近過去

11年6月下旬 刊行

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シリーズ 鷲田小彌太書評集成
タイトル 甦る1980年代
タイトル読み ヨミガエルセンキュウヒャクハチジュウネンダイ
サブタイトル Ⅰ[1983−1990]
著者 鷲田 小彌太
著者読み ワシダ コヤタ
出版社 言視舎
発売日 2011年 6月 29日
本体価格 2000円
ISBN 978-4-905369-04-2
判型 四六判並製
リード文 ページをめくると1980年代が甦る。読書は安価な時間旅行!迫力の400ページ。読書人の「懐かし中枢」を刺激する本、満載。
解説・目次 ページをめくると1980年代が甦る。読書はもっとも安価な(時間)旅行である。圧倒的迫力の400ページ。
鷲田センセイの近著『定年と読書』(文芸社文庫)はベストセラー。読書論は期待大。
80年代=?Aや社会主義は死語ではなく、消費がキーワードとなり、日本社会はバブルの絶頂期へ駆け上っていた。時代精神を体現する名著、いかにもな流行の書ほか、読書人の「懐かし中枢」を刺激する本、満載。
★目次
1 柳田邦男『撃墜』、松山巌『乱歩と東京』、小林信彦『私設東京繁昌記』、廣松ほか『ヘーゲル左派論叢』ほか
2 メドベージェフ『ゴルバチョフ』、広瀬道貞『補助金と政権党』、高畠通敏『地方の王国』、佐々木毅『保守化と政治的意味空間』、長谷川慶太郎『日本の革命』、堺屋太一『千日の変革』、大前研一『新・国富論』、石ノ森章太郎『マンガ日本経済入門』、山田風太郎『人間臨終図巻』、村上春樹『ノルウェイの森』、西澤潤一『独創技術の発想法』、谷沢永一『百言百話』ほか
3 和田誠『お楽しみはこれからだ』、林達夫・久野収『思想のドラトゥルギー』、丸山真男『戦中と戦後の間』、椎名誠『岳物語』ほか
4 向田邦子、司馬遼太郎、立花隆、梅棹忠夫、大西巨人、向井敏、丸谷才一、森嶋通夫、田辺聖子、隆慶一郎、吉本ばなな、筒井康隆 ほか
著者プロフィール 1942年北海道札幌市生まれ。1966年大阪大学文学部哲学科卒業。1972年大阪大学大学院文学研究科哲学・哲学史専攻博士課程終了。
三重短期大学教授を経て、現在、札幌大学教授。哲学・倫理学を担当。評論活動、エッセイ、人生書等の執筆も精力的に行なっている。
著書彩流社刊「鷲田小彌太《人間哲学》コレクション」、最新刊『イラスト・哲学「仮想(ヴァーチャル)」大討論会』ほか多数。



2011年8月7日の北海道新聞「ほっかいどうの本」欄に
『甦る1980年代』
鷲田小彌太書評集成Ⅰ [1983-1990年代]が
大きく紹介されました。

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【明快にして痛快。それでいて含蓄が深い】
【文章が若くパワフル】な鷲田小彌太氏の哲学・倫理学のほか文芸評論、昭和思想史、人生論など
【80年代の読書空間がコンパクトに鳥瞰できる】書評の紹介です。