編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた

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11年6月 刊行

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タイトル 編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた
タイトル読み ヘンシュウシャオガワテツオノホンワタシハコンナホンヲツクッテキタ
著者 小川哲生著 村瀬学編
著者読み おがわてつお
出版社 言視舎
発売日 2011年 5月 31日
本体価格 2000円
ISBN 978-4-905369-05-9
判型 四六判並製
リード文 伝説の人文書編集者が作った265冊の読みどころ!自らが編集した1冊1冊に添えられた「解説」を集成。幻の未公開ブックガイド!
解説・目次 伝説の人文書編集者が作った265冊の読みどころ東京新聞「大波小波」記事がきっかけで問い合わせが殺到した私家版を市販用にバージョンアップ。付録「編集者小川哲生」論執筆=渡辺京二、勢古浩爾、田川建三、河谷史夫、清水眞砂子、小浜逸郎、佐藤幹夫「これはひとつの思想的事件というものだ」(東京新聞「大波小波」2011.2.2)自らが編集した、渡辺京二、村瀬学、石牟礼道子、田川建三、清水眞砂子、小浜逸郎、勢古浩爾らの著書265冊の1冊1冊に添えられた編集者による「解説」を集成。読者にとって未公開だった幻のブックガイドがここに出現する。
著者プロフィール 1946年宮城県生まれ。早稲田大学政経学部卒。
70年大和書房を皮切りに、90年JICC出版局(現・宝島社)、95年からは洋泉社で精力的に編集活動を展開。
40年間に企画編集した書籍は400冊になる。2010年よりフリーの編集者。
フリーとして最初の仕事は、河谷史夫著『酒と本があれば、人生何とかやっていける』『夜ごと、言葉に灯がともる』(彩流社企画制作/彩流社刊)。
タイトル 編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた
タイトル読み ヘンシュウシャオガワテツオノホンワタシハコンナホンヲツクッテキタ
著者 小川 哲生
著者読み オガワテツオ
出版社 言視舎
発売日 2011年 5月 30日
本体価格 2000円
ISBN 978-4-905369-05-9
判型 A5判並製
リード文 伝説の人文書編集者が作った265冊の読みどころ!自らが編集した1冊1冊に添えられた「解説」を集成。幻の未公開ブックガイド!
解説・目次 ★内容紹介
伝説の人文書編集者が作った265冊の読みどころ
東京新聞「大波小波」記事がきっかけで問い合わせが殺到した私家版を市販用にバージョンアップ。
「これはひとつの思想的事件というものだ」(東京新聞「大波小波」2011.2.2)
自らが編集した、渡辺京二、村瀬学、石牟礼道子、田川建三、清水眞砂子、小浜逸郎、勢古浩爾らの著書265冊の1冊1冊に添えられた編集者による「解説」を集成。読者にとって未公開だった幻のブックガイドがここに出現する。
著者プロフィール 1946年宮城県生まれ。早稲田大学政経学部卒。
70年大和書房を皮切りに、90年JICC出版局(現・宝島社)、95年からは洋泉社で精力的に編集活動を展開。
40年間に企画編集した書籍は400冊になる。
2010年よりフリーの編集者。フリーとして最初の仕事は、河谷史夫著『酒と本があれば、人生何とかやっていける』『夜ごと、言葉に灯がともる』(彩流社企画制作/彩流社刊)。


担当編集より

この本は、伝説の人文書系編集者小川哲生が、自らが編集した、吉本隆明、渡辺京二、村瀬学、石牟礼道子、田川建三、清水眞砂子、小浜逸郎、勢古浩爾らの著書265冊の1冊1冊に添えた「解説」を集成したものです。つまり、このようなプレス・リリースが20数年分あって、それを1冊にまとめたものというわけです。一般の読者にとっては未公開、いわば幻の「解説」文ですが、集めてみるとご覧のように立派な「ブックガイド」になっていました。

去年の3月に私家版として製作されましたが、ある新聞で「これはひとつの思想的事件というものだ」と評されたのが評判を呼び、それでは市販版を作りましょう、ということになった次第です。

市販版には、付録として「編集者小川哲生」論12ページがつきます。執筆は、渡辺京二、勢古浩爾、田川建三、河谷史夫、清水眞砂子、小浜逸郎、佐藤幹夫の皆さんで、小川さんらしいエピソードにあふれていています。
出版(業界)はどうなってしまうのだろうとは、この仕事をする誰もが抱く根源的な不安、といっていいでしょうが、この本の掲載されている本をつらつら眺めていると、なんとなくこれでいいのだ、とうなずいてしまう、そういう説得力があります。「背文字は本文ほどにものを言う」ということなのでしょう。

新しい版元である弊社は、いろいろなレベルで何かを書きたい・作りたいという動機をサポートする本をつくっていきたいと考えております。本書もその一環です。
なお、弊社では編集者・小川哲生との共同作業を続けていく所存です。ご注目いただければ幸いです。


7月3日の朝日新聞「読書」面に
『編集者=小川哲生の本 わたしはこんな本を作ってきた』が紹介されました。

90年代以降、手がけた本が出るたびに自身で書いたプレスリリース265点をまとめた本!
【1970年代以降の人文知における、一つの潮流を作ってきたのが、この人が編集した本だと言ってもいい……編集者の情熱が伝わるだけでなく、一つの思想地図としても読める】
と紹介されています。