三宅雪嶺 異例の哲学
トピックス, 哲学・思想・心理・教育2021年4月刊行
三宅雪嶺は「明治維新後」の思想を代表する
タイトル | 三宅雪嶺 異例の哲学 |
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著者 | 鷲田 小彌太 |
発売日 | 2021年 4月 |
本体価格 | 3000円 |
ISBN | 978-4-86565-199-7 |
判型 | 四六判・並製 |
リード文 | 三宅雪嶺は明治維新後の思想を代表する。雪嶺の国粋保存は保守反動思想ではない。その哲学は旧物保存の正反対、宇宙論、人類論、社会論など広大な思想体系である。膨大な歴史論、人物論、人生論も。司馬史観の源泉は雪嶺にあり |
解説・目次 | 三宅雪嶺は「明治維新後」の思想を代表する 三宅雪嶺は1860年生まれ、1945年没。明治維新から第二次大戦までを生きた哲学者、歴史家、ジャーナリスト。「国粋主義」を標榜した言論雑誌 「日本人」の創刊で知られ、『真善美日本人』『偽悪醜日本人』ほか膨大な著作を残した。 雪嶺の「国粋保存」は保守反動思想ではない。雪嶺の哲学は、旧物保存の正反対、開明社会の知識思想から生まれた宇宙論、人類論、社会論などで構成される百科全書的で、広大な思想体系である。 雪嶺の魅力は、これまた膨大な歴史論、人物論、人生論にもある。司馬史観の源泉は雪嶺にあり。 満州事変以降、「晩節を汚して」しまった雪嶺について、それはなぜ? を問う。 ★目次 |
著者プロフィール | 哲学者 『最終版 大学教授になる方法』『日本人の哲学1~5』(言視舎) ほか著作多数。 |