「対案力」養成講座

トピックス, ビジネス・経済

2021年2月刊行

新自由主義を論破する経済政策

積極財政による経済再生の道をQ&Aで丁寧に解説

タイトル 「対案力」養成講座
サブタイトル 新自由主義を論破する経済政策
著者 師岡 武男
発売日 2021年 2月
本体価格 1700円
ISBN 978-4-86565-197-3
判型 四六判・並製
リード文 低迷し続ける日本経済に対し、具体的な対案を出すと同時に、「対案力」を育む経済知識のイロハをQ&Aで丁寧に解説。規制緩和、構造改革の問題を明らかにし、緊縮財政、生産性優先ではない、積極財政による経済再生の道を示す。
解説・目次 低迷し続ける日本経済に対し、もう黙っていられない! と超ベテランのエコノミストが声を上げた。
アベノミクスからスガノミクスへ――これについて具体的な対案を出すと同時に、「対案力」を育む経済知識のイロハをQ&Aで丁寧に解説。規制緩和、構造改革の問題も次々に明らかに。
緊縮財政、生産性優先の新自由主義を向こうに回し、積極財政による経済再生の道筋を堂々と示す。 

★目次 
第1章▼コロナ禍を乗り越える方法から経済政策・財政政策を学ぶ……いま日本に必要なこと――二大不安をなくす/「大きな政府」で日本の生活・生産を再建する/おカネの造り方について
第2章▼アベノミクスの検証を通じて財政政策/金融政策/経済戦略を学ぶ……消費税の使途は社会保障という議論はまやかし/消費税のなにが問題か?/アベノミクスへの代案が必要/「生活」を政治課題とする議論が足りない
第3章▼地方自治、経済成長、ジャーナリズムのあり方について考える……なぜ「地方重視」が喧伝されるのか/世界一の福祉都市へ?――国家がやらないならまず自治体で/「経済成長」は可能なのか必要なのか/生産性向上と成長経済との関係について/物価・賃金・消費の指標から占う経済政策/あるべきジャーナリズムについての試論

Q財務省はなぜ「健全」財政にこだわるのか?
Qお金の造り方とは?
Q積極財政は無駄遣いを増やさないか?
Q財政赤字を放置すると子孫にツケを回さないか?
Q経済成長とは?
Q最近話題の大きな政府論とは?………

著者プロフィール 1926年、千葉県生まれ。評論家。東大法学部卒。
共同通信社入社後、社会部、経済部を経て編集委員、論説委員を歴任。元新聞労連書記長。
主な著書に『証言構成戦後労働運動史』(共著)などがある。