甦る、抵抗の季節

トピックス, 近過去

2021年1月刊行

ノンフィクション作家保坂正康と、作家高橋源一郎の2つの講演と討議

タイトル 甦る、抵抗の季節
サブタイトル 安保闘争六〇周年◎記念講演会記録
著者 「安保闘争六〇周年◎記念講演会」実行委員会
発売日 2021年 1月
本体価格 1100円
ISBN 978-4-86565-195-9
判型 A5判・並製
ページ数 128
リード文 いま、時代を動かすには何が必要か?2020.6.10コロナ禍のなか決行されたノンフィクション作家保坂正康と、作家高橋源一郎の2つの講演と討議。現代史における60年安保闘争の評価とは?現在に生きる方法論が浮上する
解説・目次 いま、時代を動かすには何が必要か?
2020.6.10 コロナ禍のなか決行された2つの講演と討議。現代史における60年安保闘争の評価とは? 闘争の継承は? 若者とのコミュニケーションは? 単なるメモリアルではない、現在に生きる確かな方法論が浮上する。
保坂正康《60年安保闘争の意味は、現代史の中で、あの戦争のために逝った学徒世代への連帯の挨拶、連帯の声であった。…「壮大なゼロ」ではないんですね。近代史の中に100と言ってもいいほどの刻印を刻んだのです。そのことにまず自信をもつべきだと思います。》
高橋源一郎《人生も残り少なくなってくると知的欲求が高まってくる。…コミュニケーションのとり方は下の世代に尋ねることです。その時に初めて本当のコミュニケーションが生まれるんです。…確かに断絶はある。しかしそれを超えるのは、…「教えて」ということです。》
講演に加え、貴重な写真、現代短歌、資料編として闘争年表、文献、資料とその改題、参加者の詳細なアンケートを収録する。