生きる力を引き出す超・倫理学講義

トピックス, 哲学・思想・心理・教育

17年5月刊行

フツーの倫理学が教えないことを解く「鷲田倫理学」

自然哲学、社会・経済哲学、歴史哲学を内包した異色の学問

タイトル 生きる力を引き出す超・倫理学講義
著者 鷲田小彌太
発売日 2017年 05月
本体価格 2000円
ISBN 978-4-86565-093-8
判型 四六判・並製
リード文 自然哲学、社会・経済哲学、歴史哲学を内包した異色の学問!フツーの倫理学が教えない「鷲田倫理学」。「欲望」や「エゴイズム」とは?世に流通する「資本主義」「民主主義」「消費社会」の誤解を正し、新たな知を構築する。
解説・目次 自然哲学、社会・経済哲学、歴史哲学を内包した異色の学問
フツーの倫理学が教えないことを解く「鷲田倫理学」
「欲望」や「エゴイズム」はなぜ肯定されなければならないのか?
世に流通する「資本主義」「民主主義」「消費社会」の誤解を正し、新たな知を構築する

★人間は動物とどこが違うのか、なぜ倫理が必要なのか ★資本主義は人間にとって最適なシステムである(資本主義は悪ではない) ★民主主義の原理はエゴイズム=基本的人権であり欲望を肯定する、よって民主主義は資本主義にフィットする ★日本資本主義は西欧資本主義と平行的発展をしてきた ★日本社会にも民主主義はあった ★社会主義は欲望をエゴイズム=非人間性として否定し、人間を否定 ★しかし社会主義にも可能性はある ★消費資本主義の「現在」-浪費が人間の本性だ

★目次
1▼人間の生命力、あるいは、人間はなぜ倫理を必要とするのか
2▼資本主義の生命力
3▼日本資本主義の生命力
4▼社会主義の崩壊と社会主義の可能性
5▼消費資本主義の倫理

著者プロフィール 哲学者。
主著『日本人の哲学』(全5巻、言視舎)ほか著作多数。近著は『死ぬ力』(講談社現代新書)など。