鶴見俊輔
トピックス, 文芸16年5月刊行
没後1年 鶴見思想の何を継承するのか
《シリーズ 第7弾》 これまでの鶴見像を転換させる評伝
シリーズ | 言視舎 評伝選 |
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タイトル | 鶴見俊輔 |
タイトル読み | つるみしゅんすけ |
著者 | 村瀬 学 |
発売日 | 2016年 05月 30日 |
本体価格 | 2800円 |
ISBN | 978-4-86565-052-5 |
判型 | 四六・上製 |
リード文 | これまでの鶴見像を転換させる評伝。没後1年、鶴見思想の何を継承するのか?出自の貴種性を鍵に戦前・戦中・戦後・現代を生きる新たな鶴見像と、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る評伝決定版 |
解説・目次 | 《シリーズ 第7弾》 これまでの鶴見像を転換させる評伝 鶴見俊輔が生涯を費やしたのは己の「貴種」との格闘だった。 鶴見俊輔が自らを語る際、頻発する「虐待する母の像」。それは何を意味するのか? そして、なぜかれは、それに固執したのか? 祖父・後藤新平―父・鶴見祐輔―母・愛子という流れにある出自の貴種性を鍵に、戦前・戦中・戦後・現代を生きる新たな鶴見像を提出するとともに、「日常性の発見」とプラグマティズムを核にした鶴見思想の内実に迫る評伝決定版! 没後1年 鶴見思想の何を継承するのか ★目次 |
著者プロフィール | 1949年京都府生まれ。現在、同志社女子大学教授。 著書『初期心的現象の世界』『「いのち」論のはじまり』『「あなた」の哲学』『自閉症』『次の時代のための吉本隆明』『徹底検証 古事記』『古事記の根源へ』ほか、多数。 |
7月初旬に書評が掲載されました。
【人生の核に「貴種を祈る」】
【思想家の駆動力】
【思想的展開たくみに説明】
また、8月7日(日)には東京新聞【読む人】の「記者の1冊」に取り上げられました。
【出自と闘った軌跡】として
貴種の出自が、その思想の源となった……
鶴見自身の言葉の裏側にある内面を深い洞察力で探る……
戦後の日本人がうまく処理できない歴史の課題にもメスを入れた……
などと、紹介されています。