〈言視舎 評伝選〉森崎和江
トピックス, 文芸15年12月刊行
ヘイトスピーチがまかり通る時代だからこそ、あえて本書を問いたい!
シリーズ | 言視舎 評伝選 |
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タイトル | 森崎和江 |
著者 | 内田聖子 |
発売日 | 2015年 12月 |
本体価格 | 3000円 |
ISBN | 978-4-86565-040-2 |
判型 | 四六上製 |
リード文 | 朝鮮、炭坑、性とエロス。女であることと生きることの意味を求めて!母国を探し、日本の女として生き直したいと願った詩人・森崎和江。生活に根ざした自前のことばで語りつづけたその軌跡を、共感をこめて描く書き下ろし評伝。 |
解説・目次 | ヘイトスピーチがまかり通る時代だからこそ、あえて本書を問いたい 《シリーズ 第4弾》 朝鮮、炭坑、性とエロス…… 女であることと生きることの意味を求めて! 植民者二世として朝鮮に生を享け、戦後、炭坑の地下労働者に学びつつ、性とエロス、女が女であることの意味を問い続け、母国を探し、いつの日かわが原罪の地にたつことができる日本の女として生き直したいと願った詩人・森崎和江。リブやフェミニズムという借りもののことばではなく、生活に根ざした自前のことばで語りつづけたその軌跡を、共感をこめて描く書き下ろし評伝。 ★目次 |
著者プロフィール | 1943年福島県南相馬市生まれ。早稲田大学教育学部を卒業後、ラボ・パーティ(子どもの言語教育活動)のテューターとして谷川雁を知る。50歳を機に小説家デビュー。 著書に『駆けろ鉄兵・田鶴記』(オリジン出版センター、第37回農民文学賞受賞)、『紫蘇むらさきの』(茨城県教育委員会、第7回長塚節文学賞大賞受賞)、『新版 谷川雁のめがね』『清水紫琴――幻の女流作家がいた』『あなたのようないい女 明治編』(いずれも日本文学館)など。 雑誌『Myaku』13号(2012年8月、特集・内田聖子の『谷川雁のめがね』)で詩人・作家の森崎和江と対談を行なう。 現在、日本ペンクラブ会員。谷川雁研究会(「雁研」)会員。 |