竹内敏晴
トピックス, 映画・演劇・シナリオISBN 978-4-86565-024-2
15年6月刊行
「生きること」を「からだ」で追い求めた
レッスンする哲学者の肖像!
言視舎 新シリーズ 第3弾
2015年、各紙恒例の「今年の収穫」で、二人の方が『言視舎評伝選 竹内敏晴』(今野哲男著)を挙げてくださいました。
「週刊読書人」では小松美彦氏、
朝日新聞書評欄に大きく掲載されました
タイトル | 竹内敏晴 |
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タイトル読み | タケウチトシハル |
著者 | 今野哲男 |
著者読み | コンノテツオ |
出版社 | 言視舎 |
発売日 | 2015年 06月 |
本体価格 | 2900円 |
ISBN | 978-4-86565-024-2 |
判型 | 四六上製 |
リード文 | 「生きること」を「からだ」で追い求めた哲学者の肖像。人と人との真の出会いを求めた「レッスン」する人・竹内敏晴。彼の背に近代人のあるべき孤独を見てきた著者が、満腔の思いをこめて師の生涯を描く書き下ろし評伝。 |
解説・目次 | 言視舎 新シリーズ刊行 第3弾 「生きること」を「からだ」で追い求めたレッスンする哲学者の肖像! 聾唖に苦しんだ一人の身障者として、あくまで「からだ」と「ことば」をつうじてすべてを問い直してきた竹内敏晴は、「前に出る」ことをやめない向日的なひとであった。――演技レッスンの形によってしか劈(ひら)かれない人間の可能性に向けて、人と人との真の出会いを求めた「レッスン」する人・竹内敏晴。彼の背に近代人のあるべき孤独を見てきた著者が、満腔の思いをこめて師の生涯を描く書き下ろし評伝。 ★目次 ▼第Ⅰ章 竹内敏晴とその時代 ▼第Ⅱ章 七八年/レッスン、あるいはエチュード ▼第Ⅲ章 存在論的な根拠―生い立ちと、その物語性について ▼第Ⅳ章 浦和中学と旧制第一高校 ▼第Ⅴ章 マイナスからの出発/戦後の連続性 ▼第Ⅵ章 ことばが劈かれたとき ▼第Ⅶ章 レッスンの検証としての湊川 ほか |
著者プロフィール | 1953年宮城県生まれ。 編集者、ライター。横浜市立大学文理学部中退。78年竹内敏晴演劇研究所に入所。その後、演劇現場を離れ、月刊『翻訳の世界』編集長を経て99年からフリーランスとして活動。現在、上智大学文学部英文科非常勤講師。 インタビューによる書籍に、竹内敏晴『生きることのレッスン――内発するからだ、目覚めるいのち』(トランスビュー)、鷲田清一『教養としての「死」を考える』、小松美彦『自己決定権は幻想である』、吉本隆明『生涯現役』(以上、洋泉社・新書y)、木村敏『臨床哲学の知――臨床としての精神病理学のために』(洋泉社)、竹内敏晴『レッスンする人』(藤原書店)などがある。 |