竹内敏晴

トピックス, 映画・演劇・シナリオ

ISBN 978-4-86565-024-2

15年6月刊行

「生きること」を「からだ」で追い求めた
レッスンする哲学者の肖像!

978-4-86565-024-2

言視舎 新シリーズ 第3弾


2015年、各紙恒例の「今年の収穫」で、二人の方が『言視舎評伝選 竹内敏晴』(今野哲男著)を挙げてくださいました。
「週刊読書人」では小松美彦氏、
12月11日週刊読者人 小松美彦書評1

12月11日週刊読書人 小松美彦書評2

「東京・中日新聞」では、長谷川宏氏です。
12月27日東京・中日新聞 長谷川宏書評


朝日新聞書評欄に大きく掲載されました

024竹内敏晴朝日
2015.8.30付

タイトル 竹内敏晴
タイトル読み タケウチトシハル
著者 今野哲男
著者読み コンノテツオ
出版社 言視舎
発売日 2015年 06月
本体価格 2900円
ISBN 978-4-86565-024-2
判型 四六上製
リード文 「生きること」を「からだ」で追い求めた哲学者の肖像。人と人との真の出会いを求めた「レッスン」する人・竹内敏晴。彼の背に近代人のあるべき孤独を見てきた著者が、満腔の思いをこめて師の生涯を描く書き下ろし評伝。
解説・目次 言視舎 新シリーズ刊行 第3弾
「生きること」を「からだ」で追い求めたレッスンする哲学者の肖像!
聾唖に苦しんだ一人の身障者として、あくまで「からだ」と「ことば」をつうじてすべてを問い直してきた竹内敏晴は、「前に出る」ことをやめない向日的なひとであった。――演技レッスンの形によってしか劈(ひら)かれない人間の可能性に向けて、人と人との真の出会いを求めた「レッスン」する人・竹内敏晴。彼の背に近代人のあるべき孤独を見てきた著者が、満腔の思いをこめて師の生涯を描く書き下ろし評伝。
★目次
▼第Ⅰ章 竹内敏晴とその時代 
▼第Ⅱ章 七八年/レッスン、あるいはエチュード 
▼第Ⅲ章 存在論的な根拠―生い立ちと、その物語性について
 
▼第Ⅳ章 浦和中学と旧制第一高校 
▼第Ⅴ章 マイナスからの出発/戦後の連続性 
▼第Ⅵ章 ことばが劈かれたとき 
▼第Ⅶ章 レッスンの検証としての湊川 ほか
著者プロフィール 1953年宮城県生まれ。
編集者、ライター。横浜市立大学文理学部中退。78年竹内敏晴演劇研究所に入所。その後、演劇現場を離れ、月刊『翻訳の世界』編集長を経て99年からフリーランスとして活動。現在、上智大学文学部英文科非常勤講師。
インタビューによる書籍に、竹内敏晴『生きることのレッスン――内発するからだ、目覚めるいのち』(トランスビュー)、鷲田清一『教養としての「死」を考える』、小松美彦『自己決定権は幻想である』、吉本隆明『生涯現役』(以上、洋泉社・新書y)、木村敏『臨床哲学の知――臨床としての精神病理学のために』(洋泉社)、竹内敏晴『レッスンする人』(藤原書店)などがある。