北海道人が知らない北海道歴史ワンダーランド

トピックス, 地域活性本, 歴史・紀行

12年8月下旬 刊行

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タイトル 北海道歴史ワンダーランド
タイトル読み ホッカイドウレキシワンダーランド
サブタイトル 北海道人が知らない
著者 井上 美香
著者読み イノウエ ヨシカ
出版社 言視舎
発売日 2012年 8月 28日
本体価格 1600円
ISBN 978-4-905369-40-0
判型 四六判並製
リード文 蝦夷地=北海道は世界で「最後」に発見された場所だった!「黒船前夜」の歴史物語から、すすきの夜話、現代の壮大なフィクションまで。
解説・目次 蝦夷地=北海道は世界で「最後」に発見された場所だった!
北海道のいたるところに秘められた物語を幻視します。
「黒船前夜」の歴史物語から、すすきの夜話、熊に食われた話、現代の壮大なフィクションまで。
著者は北海道文化放送の「U型テレビ(ゆうがたテレビ)」でコメンテイターを時々務めています。
★目次
1章 蝦夷地発見!……世界地図に最後に書き込まれた場所/蝦夷最古の地図の行方/世界列強国が夢中になった蝦夷島探しほか
2章 海のむこうからの訪問者……蝦夷支配の経緯=アイヌとの長い軋轢/幕府の危機が注視させた蝦夷/蝦夷探検のパイオニア/クナシリメナシの騒動/ロシアの蝦夷進出と日本の対応/間宮林蔵の秘されたロマンス!?/高田屋嘉兵衛の活躍
3章 文明開化の夢″`町物語……利尻島に異人/モダンシティ箱館誕生/負の遺産!?「五稜郭」/狙われた大地(七重)
4章 人工都市札幌誕生……箱館から札幌へ/北辰旗を掲げる開拓使 ほか
5章 北の地に人々の夢の跡を追う……すすきの夜話/蝦夷から江戸を遠望する/旭川の変遷に近代帝国主義をみる/北千島の防衛に夢を描いた郡司成忠のトンデモ人生/シートン動物記の生まれなかった土地 ほか
第6章 妄想ランド北海道……塩狩峠に結界を見た/東直己氏の妄想に震撼 ほか
著者プロフィール ライター&編集者。
鷲田小彌太研究所の所員として活動しながら、新聞等で執筆。
著書『なぜ、北海道はミステリーの宝庫なのか?』(亜璃西社)『北海道の逆襲』(彩流社)ほか。


『北海道人が知らない
北海道歴史ワンダーランド』が
東京新聞・中日新聞(10/14付)【記者の一冊】に取り上げられました

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北海道新聞(10/14付)【ほっかいどうの本】にも取り上げられています

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EZOイーゾ

北海道の旅情報誌、2012秋号
【EZO BOOKS】に載りました


担当編集部より

★弊社では、「土地」に潜む面白さを発掘する本を刊行しておりますが、本書もその一冊です。著者の前著は『北海道の逆襲』。北海道にこだわる物書きです。(2011年刊ですが、弊社がまだ取次の口座を持っていなかったので、彩流社からの刊行となっております[編集・制作・営業は弊社です])。
★北海道には(特筆すべき)歴史がない、という漠然としたイメージを払拭すべく、本書は書かれました。北海道のいたるところに秘められた物語を幻視していきます。→目次ご参照ください。
★たとえば、帯にも書きましたが、蝦夷地=北海道は世界で「最後」に発見された場所だった!という事実は意外と知られていないことだと思います。各地の「領土」に焦点があたっている昨今、この問題は考えるに値する歴史的問題かと思います。
★そのような「黒船前夜」の歴史物語から始まり、ススキノ夜話、熊に食われた話、現代の壮大なフィクションまで。読み応え充分の1冊になりました。