宮沢賢治 ほんとは怖い傑作童話選
トピックス, 文芸2023年7月刊行
賢治ブーム到来!
“おもしろくてコワい”不思議な賢治世界
タイトル | 宮沢賢治 ほんとは怖い傑作童話選 |
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著者 | 富永 虔一郎 |
発売日 | 2023年 7月 |
本体価格 | 1400円 |
ISBN | 978-4-86565-255-0 |
判型 | A5判・並製 |
リード文 | 賢治ブーム到来! 映画『銀河鉄道の父』でにわかに注目を集める作家・宮沢賢治の世界は深い! 生・死・善悪さえも超えた“おもしろくてコワい”謎めいた作品がたくさん。不思議な“もうひとつの賢治世界”へご案内 |
解説・目次 | 賢治ブーム到来! 賢治の世界はもっと深い――読み逃しはもったいない! 「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」などの童話、あるいは詩「雨ニモマケズ」で有名な宮沢賢治。生前はほとんど知られることもなく、若くして世を去った天才――。 映画『銀河鉄道の父』でにわかに注目を集める作家は、いまあらためて新しい読者を獲得しています。宮沢賢治には有名な作品のほかに、人間の悪意や嫉妬、運命の非情さ、自然の残酷さなどを描いた“おもしろくてコワい”謎めいた作品がたくさんあるのをもっと知ってほしい。生・死・善悪さえも超えた、不思議な“もうひとつの賢治世界”へご案内します。 【収録作品】 ★思い違いの悲劇喜劇 <洞熊学校を卒業した三人><鳥箱先生とフウねずみ><ツェねずみ><クンねずみ><カイロ団長><月夜のけだもの> ★試練に満ちた此の世 <土神ときつね><なめとこ山の熊><とっこべとら子><猫の事務所><オツベルと象><祭の晩><十六日> ★だます?だまされる? <フランドン農学校の豚><山男の四月><さるのこしかけ><鳥をとるやなぎ><ざしき童子のはなし><注文の多い料理店> ★欲望は限りなく <よく利く薬とえらい薬><貝の火><氷河鼠の毛皮><毒もみのすきな署長さん> |
著者プロフィール | 1945年生まれ。一橋大学社会学部卒。暮しの手帖社、宝島社などで編集ひとすじ。 現在はフリーのエディター・ライター。 編書近作に『シャーロック・ホームズが見た世界』『O・ヘンリー ラブストーリーズ 恋人たちのいる風景』『いつも隣に山頭火』(言視舎)ほか、多数。 |