自然農と漢方と

トピックス

2023年1月刊行

第一人者による自然農入門

タイトル 自然農と漢方と
サブタイトル いのちに添って
著者 川口 由一
著者読み かわぐち よしかず
発売日 2023年 1月
本体価格 1600円
ISBN 978-4-86565-241-3
判型 四六判・並製
リード文 「耕さず、草や虫を敵とせず、農薬、肥料を用いない 」いのちの営みに添った自然農はどのようにして生まれたのか。漢方医学が示す現代の病と真の治療とはどんなものか。私たちが本当の智恵に目覚めるためには――自然農の先覚者がやさしく語りかける祈りのメッセージ
解説・目次 「耕さず、草や虫を敵とせず、農薬、肥料を用いない 」いのちの営みに添った自然農はどのようにして生まれたのか。漢方医学が示す現代の病と真の治療とはどんなものか。私たちが本当の智恵に目覚めるためには――自然農の先覚者がやさしく語りかける祈りのメッセージ。
本書は、三十年前の講演を基にして著されたものですが、今回、読み返してみて、当時もいまも考えていることに変わりはないことに、間違っていなかったことにあらためて気づきました。……自然農も漢方も宇宙自然界生命界にとって正しいあり方で、真の持続可能な農であり、真の医学治療学であり、一人ひとりにとって、人類全体にとっても欠かすことのできない重要なことであると感じています。(「次の世代の人たちに向けて――再刊にあたって」より)

★目次
 
第一章 自然の法に添った農…自然農に出会うまで/栽培を是とした自然農への模索/生命のめぐりの中で
第二章 漢方医学からの気づき…祈る思いで薬を見立てる/生命の営みは良いほうにしか展開しない
第三章 「気づき」から「智恵」ヘ…学びの場が生まれる/葛藤の中から気づきは生まれる/繰り返しながら「わかる」/求めているうちは、本当の智恵は目覚めない/人の成長は人の判断を超えたところにある ほか

著者プロフィール 1939年、奈良県桜井市生まれ。専業農家から「不耕起・不施肥・無農薬」という、いのちの営みに添った自然農の理と栽培技術を確立するとともに、独学で漢方(古方)の古典書を読み解く学びと実践を始める。1991年に学びの場「赤目自然農塾」を開き、以後、全国各地で次々に生まれる自然農や漢方を学ぶ場の指導にあたる。著書に『妙なる畑に立ちて』(野草社)『自然農にいのち宿りて』(創森社)など。