「重層的非決定」吉本隆明の最終マナー

トピックス, 哲学・思想・心理・教育

2020年11月刊行

思考の羅針盤

タイトル 「重層的非決定」吉本隆明の最終マナー
著者 鷲田小彌太
発売日 2020年 11月
本体価格 2000円
ISBN 978-4-86565-192-8
判型 四六判・上製
リード文 思考の羅針盤。「常態」を失わないための思考方式(マナー)を吉本に学ぶ。時代の転換・画期に吉本が乗り越えた定型思考。戦後思想のあり方、資本主義の現在や反核・反原発をめぐる議論、古典論、宗教思想を中心に完全解説。
解説・目次 思考の羅針盤
「非常時」の思考(狼が来た!)に罹らない、「常態」を失わないための思考方式(マナー)を吉本に学ぶ。
時代の転換・画期に、吉本はいかにして旧態然とした定型思考を乗り越えてきたのか。戦後思想のあり方、資本主義の「現在」や「反核」「反原発」をめぐる議論、古典論、宗教思想を中心に完全解説。
「非常時」の思考がお好きな方に申し上げる!

★目次
 
0▼ 「非常時」の思考に足を掬われるな
1▼吉本隆明  戦後思想の代名詞
2▼吉本隆明  資本主義の「現在」
3▼消費資本主義の論理
4▼吉本隆明  技術とは何か
5▼西行  死後、流行作家になった理由
6▼親鸞 宗教の名による宗教の否定 あるいは「信」の構造の転換
7▼ 戦後思想の橋頭堡──吉本隆明
8▼吉本隆明  大衆の無意識を読む
9▼ 吉本隆明の最後の遺訓は「反原発は猿だ!」である ほか

著者プロフィール 哲学者。
『最終版 大学教授になる方法』『日本人の哲学1~5』(言視舎) ほか著作多数。