乱歩謎解きクロニクル

トピックス, 文芸

18年3月刊行

乱歩はなぜ自伝を執筆したのか? そして乱歩最大のトリックとは?

江戸川乱歩の秘められた側面をあぶりだす画期的な謎解き評伝

タイトル 乱歩謎解きクロニクル
著者 中 相作
著者読み なか しょうさく
発売日 2018年 03月
本体価格 2200円
ISBN 978-4-86565-118-8
判型 四六判・並製
リード文 乱歩はなぜ自伝を執筆したのか? そして乱歩最大のトリックとは? 「本格探偵小説」「怪奇趣味」「猟奇趣味」……容易に全体像を摑ませない作家・江戸川乱歩の生涯を、さまざまな角度から辿ることによって、その秘められた側面をあぶりだす画期的な謎解き評伝。
解説・目次 乱歩はなぜ自伝を執筆したのか? そして乱歩最大のトリックとは?
「本格探偵小説」「怪奇趣味」「猟奇趣味」……容易に全体像を摑ませない作家・江戸川乱歩の生涯を、横溝正史ほか同時代の登場人物たちを絡めながら、さまざまな角度から辿ることによって、その秘められた側面をあぶりだす画期的な謎解き評伝。

★目次
涙香、「新青年」、乱歩 1「新青年」という舞台 2絵探しと探偵小説 3黒岩涙香に始まる 
江戸川乱歩の不思議な犯罪/「陰獣」から「双生児」ができる話/
野心を託した大探偵小説/乱歩と三島 女賊への恋
「鬼火」因縁話/猟奇の果て 遊戯の終わり/ポーと乱歩/奇譚の水脈 
作品年譜付き

著者プロフィール 1953年、三重県名張市生まれ。三重県立上野高校卒業。1995年から2008年まで名張市立図書館乱歩資料担当嘱託を務め、江戸川乱歩リファレンスブック1『乱歩文献データブック』、2『江戸川乱歩執筆年譜』、3『江戸川乱歩著書目録』を編纂。編集業。