藤原不比等と紫式部

トピックス, 歴史・紀行

2024年7月刊行

哲学者ならではの広い視野にたった画期的な一冊

タイトル 藤原不比等と紫式部
サブタイトル 日本国家創建と世界文学成立
著者 鷲田 小彌太
発売日 2024年 7月
本体価格 2300円
ISBN 978-4-86565-277-2
判型 四六判・並製
リード文 藤原家の創始者・藤原不比等を中心に、日本国家創建から平安朝の成立・展開を歴史的な権力論として分析すると同時に、最澄と空海の宗教思想、万葉集から「世界文学」としての平安王朝文学への流れを追う、哲学者ならではの広い視野にたった画期的な一冊。
解説・目次 藤原家の創始者・藤原不比等を中心に、日本国家創建から平安朝の成立・展開を歴史的な権力論として分析すると同時に、最澄と空海の宗教思想、万葉集から「世界文学」としての平安王朝文学への流れを追う、哲学者ならではの広い視野にたった画期的な一冊。

★目次 
▼「日本」国の創建と「日本史」の成立はどのような関係にあるのか?
▼藤原不比等はどのようにして栄華を極めたのか?
▼不比等の前半生の「謎」とは何か?
▼不比等死後、聖武天皇・光明皇后・孝謙(重祚・称徳)天皇期の混乱とは?
▼「日本書紀」と「万葉集」をつなぐ漢詩文、と「万葉集」の核心
▼最澄と空海——日本宗教をめざす
▼世界文学としての紫式部・清少納言 …………

著者プロフィール 哲学者。
『最終版 大学教授になる方法』『日本人の哲学1~5』(言視舎) ほか著作多数。