通り魔 原発の迷宮

トピックス, 文芸, 社会問題

2023年3月刊行

「原発」に挑む近未来社会派サスペンス

「もの言えぬ社会」に抗する意欲作

タイトル 通り魔 原発の迷宮
著者 福原 加壽子
発売日 2023年 3月
本体価格 1600円
ISBN 978-4-86565-246-8
判型 四六判・並製
リード文 これは悪夢か?近未来の現実か?いまこそ世に問う!「原発」に挑む近未来社会派サスペンス。大事故による環境汚染、解決不可能な核のゴミ、ずさんな設備、日本の現実へフィクションによる警鐘。もの言えぬ社会に抗する意欲作
解説・目次 これは悪夢か? 近未来の現実か?
いまこそ世に問う!
地方で医療と文筆活動二刀流を精力的にこなす著者が、「七三一部隊」の闇に続いてもっとも書きたかったテーマ「原発」に挑む近未来社会派サスペンス。大事故による環境汚染、解決不可能な核のゴミ、ずさんな設備、健忘はなはだしい日本の現実へフィクションによる警鐘。ひたひたと進行する「もの言えぬ社会」に抗する意欲作。

[ものがたり]
近未来の日本、原発事故はなかったかのように、原発政策は進んでいる。露骨な地方へのしわ寄せ。弱い立場のものはさらに追いつめられていく。異論は許されない。真相を追究しようとする者が直面する事態とは? そして、あってはならない衝撃の事件が起こる――。

著者プロフィール 青森県五所川原市で医師としての活動と並行して、創作活動を続けている。日本内科学会認定総合内科専門医、日本消化器内視鏡学会認定消化器内視鏡専門医。
第26回「ゆきのまち幻想文学賞」佳作(福原加壽子名で)、第29回「ゆきのまち幻想文学賞」入選。
著書に『骨の記憶 七三一殺人事件』(福原加壽子名で言視舎)『真っ白な闇』 (もののおまち名で言視舎)他がある。