幸せの野球部

トピックス, 趣味・実用・スポーツ

2022年11月刊行

感動のノンフィクション

タイトル 幸せの野球部
サブタイトル 弱くても感動 ある高校野球部の奇跡
著者 桑原 才介
発売日 2022年 11月
本体価格 1,800円
ISBN 978-4-86565-237-6
判型 四六判・並製
リード文 感動のノンフィクション!弱くても幸せだった「杉農野球」部。記録的な惨敗から始まった埼玉県立杉戸農業高校野球部を指導した栗原正博が観客も審判さえも感動させてしまう奇跡のようなチームをどのようにつくりあげたのか
解説・目次 感動のノンフィクション
弱くても、笑われても、全力疾走――それが「杉農野球」だった!
それは記録的な惨敗から始まった。2000年夏の公式戦、埼玉県立杉戸農業高校野球部は、市立浦和高校と対戦し、0-44のコールドゲームで敗れた。このほとんど素人の寄せ集めチームが、短期間のうちに劇的に変わった。相手チームをして「試合には勝っていたが、野球のメンタル面では完全に圧倒されていた」と言わしめ、観客も、審判さえも感動させてしまう奇跡のようなチームと、それを指導した男が、この本の主人公である。
男は栗原正博、元甲子園球児であり高校教師、野球選手だけでなくプロのバスケットボール選手も育て、書道家・正峰としての実績もある。その原点である「杉農野球」を栗原はどのようにつくりあげたのか、その教育実践を当時の部員たちの証言を通じてつぶさに追う。「弱くても僕たちは幸せだった」という野球部とは?

★目次 
第1章 育師栗原が走る
第2章 芽吹いていく青年育師
第3章 栗原が杉農野球部にやってきた 
第4章 それは惨敗から始まった
第5章 羽ばたく杉農野球
第6章 「純さん」現象に見た杉農野球の奇跡 
第7章 純さんと杉農の〝居場所〟
第8章 杉農野球が残したもの

著者プロフィール 外食産業の経営コンサルタント、商業施設の企画開発などで活躍。
著書に『六本木高感度ビジネス』(洋泉社)『居酒屋甲子園の奇跡』(筑摩書房)『吉祥寺 横丁の逆襲』『宇都宮「街力」を掘り起こせ!』(言視舎)ほか。