読む流儀

トピックス, 哲学・思想・心理・教育, 文芸

2020年3月刊行

アニメ、映画、小説……多様な領域のテクストを解読するスタイルの実際

タイトル 読む流儀
サブタイトル 物語が私を変える/私が物語を変える
著者 江藤 茂博
発売日 2020年 3月
本体価格 1700円
ISBN 978-4-86565-171-3
判型 四六判・並製
リード文 アニメ、映画、小説……多様な領域のテクストを解読するスタイルの実際。解読するワザを磨く7章。テクストは、それをどのように読むのかで物語世界は変容する。解読のスタイルによって生まれる物語世界の多様さを考える。
解説・目次 アニメ、映画、小説……多様な領域のテクストを解読するスタイルの実際

読解力をはぐくむ8章
テクストは、それをどのように読むのかで物語世界は変容する。…ここでは解読のスタイルによって生まれる物語世界の多様さを考えようと思う。(お菓子[テクスト]によってお茶[解読スタイル]を選ぶように)テクストの解読のスタイルもまた選べるのだ。……「はじめに」より

★目次
 
▼はじめに お茶と解読のスタイル
▼第1章 アニメーション(新海誠)「ほしのこえ」論……「観客」の力学
▼第2章 小説(江國香織)「デューク」論……「伏線」の美学
▼第3章 映画(チャン・イーバイ)「上海」論(映画「about love」より)……「言葉」の力学
▼第4章 小説(横溝正史)「八つ墓村」論……「家族」の力学
▼第5章 小説(芥川龍之介)「妙な話」論……「現在」の力学
▼第6章 映画(岩井俊二)「四月物語」論……「視線」の力学
▼第7章 小説(魯迅)「藤野先生」論……「文脈」の力学

著者プロフィール 1955年、長崎市生まれ。二松學舎大学教授・学長。映像・文芸・メディア専攻。
『『時をかける少女』たち―小説から映像への変奏』(彩流社)『オタク文化と蔓延する『ニセモノ』ビジネス』(戎光祥出版)『論語の学校 時習編』(研文社)『増補20世紀メディア年表』(言視舎)他多数。