泣ける太宰 笑える太宰
トピックス09年5月21日 刊行
太宰治アンソロジー
シリーズ | オフサイド・ブックス |
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タイトル | 泣ける太宰 笑える太宰 |
タイトル読み | ナケルダザイ ワラエルダザイ |
サブタイトル | 太宰治アンソロジー |
著者 | 宝泉 薫 編 |
著者読み | ホウセン カオル |
出版社 | 彩流社企画 |
発売日 | 2009年 05月 |
本体価格 | 1300円 |
ISBN | 978-4-7791-1047-4 |
判型 | A5判並製 |
リード文 | 「いわゆる太宰」ではない佳作を厳選。毒づく太宰、祈る太宰など小説を読む喜びと類稀なるセンスを解説付きで堪能 |
解説・目次 | 「いわゆる太宰」ではない太宰を! ★名作選ではなじみの薄い、でも、小説を読む喜びを十二分に堪能できる佳作を厳選。邪魔にならないリード・解説がついて、作品のアンソロジーと読本の良さをいいとこ取り。 ▼Part1 泣ける太宰……『燈篭』 『黄金風景』 『眉山』 『メリイクリスマス』 『津軽』 他……思わずぐっとくる佳作をセレクト。笑って、泣いて、もあります。 ▼Part2 笑える太宰……『親友交歓』 『カチカチ山』 『畜犬談』 『美少女』 他……意外に知られていない、この類稀なる笑いのセンス! ▼Part3 毒づく太宰……『川端康成へ』 『家庭の幸福』 『如是我聞』 『HUMAN LOST』 他……志賀直哉、川端康成、偉そうな奴との喧嘩は太宰に習え。 ▼Part4 祈る太宰……『トカトントン』 『人間失格』 『竹青』 『待つ』 他……元気と希望を与える太宰。小説の技法にも長けた太宰の魅力も |
カテゴリー1 | オフサイド・ブックス |
カテゴリー2 | 哲学・思想 |
カテゴリー3 | 図書目録 |
「 本日6月22日(月)朝の日本テレビの情報番組「ズームイン!!SUPER」のなかの「まるQ」というコーナーで、『泣ける太宰 笑える太宰』の表紙が大映しになりました!」
このコーナーのエンディングの“絵”として2秒ぐらい使われていました。編者の宝泉薫さんの名前までよく見えたのでかなりな宣伝効果かも。
番組ホームページによると……
今日の特集は、「太宰治 生誕100年騒動記」ということで、
★6月19日、作家・太宰治の生誕100年を祝うイベントが東京・三鷹市と青森・五所川原市で行われました。
★そこで目立ったのは若い女性の姿!
★太宰治ゆかりの地はガイドツアーや検定試験、グッズ販売などで盛り上がっていました。
★書店でも太宰治コーナーが特設されたりと、いま「太宰治フィーバー」が起きています。
★太宰治はなぜここまで若い女性に人気があるのか!?徹底調査しました」
というのが内容。
銀座のバー「ルパン」での有名な、カウンターの椅子にあぐらをかいたように腰かけた写真(撮影は林忠彦)。誰もが知っているけれど、あまりなじみのない鮮やかなその太宰の笑顔も特集では取り上げていて、そのシーンをモチーフにした野崎一人さんの立体イラストレーションは、この本をさらに印象深くしているのかも。
ただし、、『泣ける太宰 笑える太宰』の表紙の太宰は、笑ってはいません。それはなぜ?