骨の記憶 七三一殺人事件
トピックス, 文芸, 近過去2020年11月刊行
フィクションを通じて戦争犯罪の社会的隠ぺいの構造を問う意欲作
タイトル | 骨の記憶 七三一殺人事件 |
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サブタイトル | 虚妄の栄光とウイルス兵器 |
著者 | 福原 加壽子 |
発売日 | 2020年 11月 |
本体価格 | 1500円 |
ISBN | 978-4-86565-190-4 |
判型 | 四六判・並製 |
リード文 | 「この秘密は墓場までもっていけ」――そんな無法がゆるされるのか? どんな大義があろうと戦争は徹頭徹尾おぞましい。それを直視し、忘却してはならない。フィクションを通じて、戦争犯罪の社会的隠ぺいの構造を問う意欲作。 |
解説・目次 | 「この秘密は墓場までもっていけ」――そんな無法がゆるされるのか? どんな大義があろうと戦争は徹頭徹尾おぞましい。それを直視し、忘却してはならない。 フィクションを通じて、戦争犯罪の社会的隠ぺいの構造を問う意欲作。 [ものがたり]戦争孤児から苦学の末フリーのジャーナリストとなった紘一は、戦後の暗部からやがて「七三一部隊」の闇に引き寄せられていく。真実を追求する過程で逢着した行方不明だった姉の消息。物語は終戦間近の旧満州にさかのぼる。部隊の撤収時に何が起こったのか? そして隅田川の遺体はだれなのか?…… 高嶋哲夫氏(『首都感染―PANDEMIC』作者)推薦! ★目次 |
著者プロフィール | 五所川原市で医師としての活動と並行して、創作活動を続けている。 「もののおまち」名で、第26回「ゆきのまち幻想文学賞」佳作、第29回「ゆきのまち幻想文学賞」入賞。 著書に『Death by hanging―私刑』(もののおまち著 文芸社)がある。 |