文芸 · 2024.04

朴さんと吉田さん

佐々木 想

話題必至、超近未来ディストピア小説!この馬鹿馬鹿しくも空恐ろしい物語はどのような結末を迎えるのか?あなたの国家観が試される?!国境の領有を指相撲の勝敗で決める平和の祭典に翻弄される移民の朴さんと吉田さんの未来は?

著者
佐々木 想
刊行
2024年4月
ISBN
978-4-86565-273-4
本体価格
1800円
判型
四六判・並製
ジャンル
文芸 / 社会問題

内容紹介

森達也氏推薦!
少数者に対して無慈悲な国家と冷酷な集団。
ここに描かれるのはまさしく現在のこの国のメタファーだ。

話題必至、超近未来ディストピア小説――この馬鹿馬鹿しくも空恐ろしい物語は、どのような結末を迎えるのか?  あなたの国家観が試される?!
東京オリンピックが2020年に何事もなく成功裏に幕を閉じた後、日本とロシアは国境の領有を指相撲の勝敗で決める平和の祭典を開催した。8年後、今また韓国と日本の間で平和の祭典が開催される。
戦うのはアスリートではない。韓国の代表選手に選ばれたのは、幼少期に共和国へ渡った在日コリアンで、後に脱北した朴光雄。日本代表選手は、両親が中部アフリカからの難民である、日本生まれの吉田ユニス。
それぞれに事情を抱え、国家に翻弄される難民であり移民でもある二つの家族が、押し寄せる現実の荒波の先に見たものとは?
本書の映画化も当然期待できる。

著者プロフィール

山口県旧豊浦郡出身。演劇を流山児祥に師事。
監督作品として長編映画『鈴木さん(2022年公開/第33回東京国際映画祭)』、短編映画『サトウくん(2017年公開/第9回沖縄国際映画祭)』がある。
本作は著者初の小説にして「名前シリーズ」最終章。他に『隕石とインポテンツ(2013年公開/第66回カンヌ国際映画祭短編コンペティション)』など。