哲学・思想・心理・教育 · 2016.02
「オープンダイアローグ」は本当に使えるのか
「現場」で活用するための多角的な検証。薬物を使わずに効果を上げ、精神医療を刷新するフィンランド発の精神療法を紹介した『オープンダイアローグとは何か』(斎藤環 著・訳)を徹底検証する。話題の精神療法を読み解く。
内容紹介
「現場」で活用するための多角的な検証
薬物を使わずに驚くほどの効果を上げ、精神医療を刷新するというフィンランド発の精神療法「オープンダイアローグ」。これを紹介した『オープンダイアローグとは何か』(斎藤環 著・訳)を徹底検証する。
これまでの療法とどこが違うのか? 「対話」とは具体的にどういうことか? 日本でも実践できるのか?
医療をはじめ、さまざまな支援の現場からの視点で、話題の精神療法を読み解く。
★目次
PART1 「オープンダイアローグ」についての報告
【論考】
「オープンダイアローグ」との「対話」▼小林隆児
「オープンダイアローグ」ついての問題提起▼佐藤幹夫
PART2 検証のための討議 「人間と発達を考える会」による討議
PART3 技法と治療効果をめぐって
【論考】
「オープンダイアローグ」の実用性をめぐって▼内海新祐
官能的評価から論じたオープンダイアローグ▼熊木徹夫
フィンランドの育て支援「ネウボラ」について▼阿久津斎木
「オープンダイアローグ」の「対話」に焦点をあてて▼佐川眞太郎
「オープンダイアローグ」を「甘え」から読む▼小林隆児
著者プロフィール
佐藤幹夫主宰の個人批評誌。
現代思想、精神医学、福祉、文学等の領域で独自の活動を展開している。