歴史・紀行 · 2013.10

徹底検証 古事記

すり替えの物語を読み解く

村瀬 学

どのようにして「日・光の神々」にすり替えられたのか?古事記は「鉄の神々の物語」であるという視座を導入して、新たな読みを提示。

著者
村瀬 学
刊行
2013年10月
ISBN
978-4-905369-70-7
本体価格
2200円
出版社
言視舎
シリーズ
飢餓陣営叢書
判型
四六判並製
ジャンル
歴史・紀行

内容紹介

「火・鉄の神々」はどのようにして「日・光の神々」にすり替えられたのか?従来のアカデミズムには、古事記を「瑞穂の国」のあらすじにそって解釈してきた歴史がある。そこには本居宣長以来、古事記を稲作共同体とその国家の物語とみなすイデオロギーがあった。その結果、そうした読みではどうしても解釈できない情景がたくさん残されてきた。本書は旧来の読みに対して、古事記は「鉄の神々の物語」であるという視座を導入して、新たな読みを提示する。古事記は「火の神・鉄の神」が「日の神」にすり替えられた物語だという読みである。まったく新しい古事記解読の一ページを切り開く画期的試み!

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。現在、同志社女子大学教授。著書『初期心的現象の世界』『「いのち」論のはじまり』『「あなた」の哲学』『自閉症』『次の時代のための吉本隆明』ほか、多数。