その他 · 2012.02
熊本県人
言視舎版
渡辺京二の幻の処女作、待望の復刊!熊本県人気質の歴史的な形成過程を丹念に掘り起こし、40年経った今なお多くの発見をもたらす。
内容紹介
渡辺京二の幻の処女作 待望の復刊!作家は処女作にむかって成熟すると言われるが、まさにその意味で渡辺京二の現在の豊かさを彷彿させ、出発点を告げる記念碑的作品。……「熊本県人気質」の歴史的な形成過程を丹念に掘り起こし、40年経った今なお多くの発見をもたらす力作。★刊行後四〇年も経てば何だか他人が書いた本みたいで、ほう、なかなかやってるじゃないかという気がした。……重賢公をめぐる諸人物や、小楠・桜園、さらには維新後の諸人物を論じた部分には、まぎれもなく若き日の自分がいる。しかも今の自分も、そのときの自分とまったく変りばえがしていない。まぎれもなく自分の本なのである。……「言視舎版へのあとがき」より
著者プロフィール
1930年京都生まれ。旧制第五高等学校を経て、法政大学社会学部卒業。評論家。河合文化教育研究所特別研究員。主な著書に『評伝宮崎滔天』(書肆心水)、『渡辺京二評論集成』全四巻(葦書房)、『北一輝』(毎日出版文化賞受賞、ちくま学芸文庫)、『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞受賞、平凡社ライブラリー)、『江戸という幻景』『アーリイモダンの夢』(ともに弦書房)、『黒船前夜』(洋泉社・大佛次郎賞受賞)。『渡辺京二コレクション1、2』(ちくま学芸文庫)など著作多数。なお『コレクション』は、弊社刊『わたしはこんな本を作ってきた』著者小川哲生の編によるもの。