木村敏と中井久夫

トピックス, 哲学・思想・心理・教育

14年9月下旬刊行

言視舎x飢餓陣営コラボレーション

978-4-905369-98-1

シリーズ 飢餓陣営せれくしょん1
タイトル 木村敏と中井久夫
タイトル読み キムラビントナカイヒサオ
著者 飢餓陣営・佐藤幹夫 編
著者読み キガジンエイサトウミキオ
出版社 言視舎
発売日 2014年 9月 25日
本体価格 1800円
ISBN 978-4-905369-98-1
判型 A5判並製
リード文 雑誌『飢餓陣営』から注目論考を再編集。臨床をめぐる思想のあり方、刑事事件にあらわれる「理解しがたさ」等を多様な角度から検証。
解説・目次 言視舎×飢餓陣営コラボレーション
雑誌『飢餓陣営』から注目論考を再編集
★第1特集:臨床をめぐる思想のあり方をさまざまな角度から検証する
★第2特集:刑事事件等にあらわれる「理解しがたさ」をどのように考えるのか。そのうえで支援等の実践的課題にどう取り組むのか。多様な角度からのアプローチ。

★目次
【特集1】木村敏と中井久夫
 I 木村敏の哲学と臨床 【討議】『臨床哲学の知』を読む 西研/滝川一廣/小林隆児/栗田篤志/内海新祐/斎藤敏郁/松永徹/大澤功/愛甲修子/阿久津斎木/佐藤幹夫 /小林隆児■関係発達臨床からみた「あいだ」論〜『臨床哲学の知』との対話
 II 中井久夫の臨床をめぐって 熊木徹夫■論文「薬物使用の原則と体験としての服薬」をめぐって/内海新祐■翻訳と臨床の出会うところ/栗田篤志■統合失調症という生き方/佐藤幹夫■私が『中井久夫』を特集した理由
【特集2】発達障害と刑事事件
 I 「支援論」の哲学 西研■人の生を支える〝条件〟とはどのようなものか
 II 発達障害と司法 後藤弘子■社会的弱者と刑事司法/山本譲司■福祉施設化した刑事施設の課題/浜田寿美男■生活世界/供述/共にある自由
 III 医療支援と生活支援 滝川一廣■発達障害と「問題行動」/小林隆児■罪を犯す障碍者との医療面接で見えてきたもの/水田恵■「ふるさとの会」の取り組みと対人援助論/石川恒■新しい支援論をつくろう 『かりいほ』の取り組み

著者プロフィール 佐藤幹夫主宰の個人批評誌。現代思想、精神医学、福祉、文学等の領域で独自の活動を展開している。