マリリン・モンローはなぜ神話となったのか

トピックス, 映画・演劇・シナリオ

12年6月下旬 刊行

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タイトル マリリン・モンローはなぜ神話となったのか
タイトル読み マリリンモンローハナゼシンワトナッタノカ
サブタイトル マッカーシズムと1950年代アメリカ映画
著者 福井 次郎
著者読み フクイ ジロウ
出版社 言視舎
発売日 2012年 6月 27日
本体価格 2400円
ISBN 978-4-905369-37-0
判型 四六判並製
リード文 マリリン・モンローが、なぜ大女優たりえているのか?マッカーシズムが吹き荒れた時代とハリウッド映画の関係をさぐる。作品索引付き
解説・目次 演技派とはいえず、出演作品にも恵まれたとはいえないマリリン・モンローが、どうして大女優たりえているのか? マッカーシズム(赤狩り)が吹き荒れ、モンローが活躍した50年代という時代とハリウッド映画の関係をさぐる。たとえば、マッカーシズムは、ハリウッド攻撃から始まった反ユダヤ主義運動の一形態だった……。
50年代のハリウッド映画、約600本を紹介。便利な作品索引付き。
★目次
▼1 マッカーシズムの始まり 
▼2 マッカーシズムの展開 
▼3 ハリウッドの解体と独立プロの勃興 
▼4 体制内映画人の憂鬱 
▼5 ランナウェイ方式と大画面 
▼6 スペクタクル史劇の意味 
▼7 マッカーシズムの終焉 
▼8 五〇年代エンターテインメント 
▼最終章 ブラックリストからの復権、そしてモンローの死 ほか 
著者プロフィール 1955年生まれ、早稲田大学卒。
映画および歴史研究者。青森県在住。
著書に『映画産業とユダヤ資本』(早稲田出版)『「戦争映画」が教えてくれる現代史の読み方』『カサブランカはなぜ名画なのか』(彩流社)『青森の逆襲』(言視舎)等がある。


『マリリン・モンローはなぜ神話となったのか』が
東京新聞・中日新聞(9/2付)【新刊】のコーナーで取り上げられました

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担当編集部より

演技派とはいえず、出演作品にも恵まれたとはいえないマリリン・モンローが、どうして大女優たりえているのか? それは時代背景と大いに関係があった。
マッカーシズム(赤狩り)が吹き荒れ、モンローが活躍した50年代という時代とハリウッド映画の関係をさぐる。たとえば、マッカーシズムは、ハリウッド攻撃から始まった反ユダヤ主義運動の一形態だった。それに対し、ハリウッドの映画人たちはどのような選択をしたのか……。
50年代のハリウッド映画、約600本を紹介。便利な作品索引付き。